category: 未選択
DATE : 2009/06/02 (Tue)
最初に断っておきますが、取材とはいえ絶対に当たりに行きませんから、デッドボールなんかに。それにしても、野球って「殺す(併殺)」「盗む(盗塁)」「(ランナーを)刺す」…などなどずいぶん物騒な言葉が用語として使われてます。まっ、スポーツなんでホントに殺されたり、刺されたりすることはないんだけど「死球」だけは話が別。今からおよそ90年前、大リーグ・インディアンスの選手が頭部に死球を受け、翌日に死亡したケースがあるくらいだから、当たる場所によってはホントに死んじゃいます。当時はヘルメットがなく、布のキャップを被るだけだったので、このアクシデントをきっかけにヘルメットの開発や普及が進んだとか。正直、どのくらい痛いのか想像もつきませんが、実際にボールが直撃するとカラダへの影響はどれくらいなのか。
「頭部に当たった場合、ヘルメットがなければおそらく頭蓋骨陥没、でん部など肉が多い部分でも5~6cmの血腫(血の塊)ができる可能性があります。もし、睾丸に当たれば潰れることもあるでしょう」(横浜ベイスターズ・チームドクターの山崎哲也氏)
幸い、日本のプロ野球では、過去に死者が出た例はないけれど、70年、阪神の田淵幸一氏が頭部への死球で脳挫傷。また99年には、巨人の村田真一氏が顔面への死球で、顔がホラー映画の特殊メイクのように腫れ上がったとか…。それほどの威力がピッチャーの投げるボールにはあるわけだが、はたして、その衝撃とはどのくらいなのか。ボールのスピードを時速150kmと仮定して、運動エネルギーの計算式[E(エネルギー)=M(質量)×2V(速度の自乗)÷2]を参考に算出すると、ナントこの衝撃、1.26mの高さから10kgの重さの塊を落とすのとほぼ同じ…。ピンとこないキミ、試しに部屋で落としてみるといいかも。顔のカタチ同様、床のカタチも確実に変わります。
あぁ、よかった。当たりに行ってたら、この原稿お蔵入りでした。
DATE : 2009/06/02 (Tue)
最初に断っておきますが、取材とはいえ絶対に当たりに行きませんから、デッドボールなんかに。それにしても、野球って「殺す(併殺)」「盗む(盗塁)」「(ランナーを)刺す」…などなどずいぶん物騒な言葉が用語として使われてます。まっ、スポーツなんでホントに殺されたり、刺されたりすることはないんだけど「死球」だけは話が別。今からおよそ90年前、大リーグ・インディアンスの選手が頭部に死球を受け、翌日に死亡したケースがあるくらいだから、当たる場所によってはホントに死んじゃいます。当時はヘルメットがなく、布のキャップを被るだけだったので、このアクシデントをきっかけにヘルメットの開発や普及が進んだとか。正直、どのくらい痛いのか想像もつきませんが、実際にボールが直撃するとカラダへの影響はどれくらいなのか。
「頭部に当たった場合、ヘルメットがなければおそらく頭蓋骨陥没、でん部など肉が多い部分でも5~6cmの血腫(血の塊)ができる可能性があります。もし、睾丸に当たれば潰れることもあるでしょう」(横浜ベイスターズ・チームドクターの山崎哲也氏)
幸い、日本のプロ野球では、過去に死者が出た例はないけれど、70年、阪神の田淵幸一氏が頭部への死球で脳挫傷。また99年には、巨人の村田真一氏が顔面への死球で、顔がホラー映画の特殊メイクのように腫れ上がったとか…。それほどの威力がピッチャーの投げるボールにはあるわけだが、はたして、その衝撃とはどのくらいなのか。ボールのスピードを時速150kmと仮定して、運動エネルギーの計算式[E(エネルギー)=M(質量)×2V(速度の自乗)÷2]を参考に算出すると、ナントこの衝撃、1.26mの高さから10kgの重さの塊を落とすのとほぼ同じ…。ピンとこないキミ、試しに部屋で落としてみるといいかも。顔のカタチ同様、床のカタチも確実に変わります。
あぁ、よかった。当たりに行ってたら、この原稿お蔵入りでした。
時速150kmはどれだけ痛い?デッドボールの衝撃とは - livedoor スポーツ
PR
●この記事にコメントする
忍者ブログ [PR]